昔のようにぎゅうぎゅう詰めで過ごす避難所は減ってきています。ある程度はプライバシーを守りつつ、避難所に滞在できるでしょう。あとは体と心の自己管理が大切です。
ずっと座っていると足腰が固まってくるので、適度に動いたり、歩いたりすることが必要です。エコノミークラス症候群も、気を付けたい病気の一つ。食事や水分を十分に取らずに同じ姿勢でいると、血行不良が起こって血栓ができやすくなります。血栓が肺に詰まると、肺塞栓などを誘発する恐れがあります。状況が許せば、屋外の空気を吸いに行きましょう。
周囲の人とは、なるべくコミュニケーションを取ることも大事です。互いに励まし合ったり、我慢せずに不安を口にしたりすると、精神的に楽になる場合があります。災害が発生し、避難所にいる場合は全員が被災者です。全員が苦しく、不安な状態であることを互いに理解し、周りに配慮しながら、助け合って過ごしましょう。