東日本大震災から13年の節目に合わせ、階上町消防団(水合寿一団長)は10日、同町沿岸で津波防災パレードを行い、地震発生時の早期避難を沿岸住民に改めて呼びかけた。
全7分団の団員35人が道仏公民館に集まり、犠牲者に黙とう。水合団長は「この13年の間に、大規模な地震が何度も発生している。いつか必ず来る災害に備え、平時から必要な準備をしてほしい」と呼びかけた。
団員は消防車両9台に乗車し、小舟渡地区から大蛇地区にかけて約8キロを走行。車載スピーカーで防災への備えを訴えつつ、避難経路や誘導標識、緊急避難場所の再確認も行った。
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