自衛隊・八戸市防災対策検討委員会(坂本美洋会長)は20日、YSアリーナ八戸で意見交換会を開き、関係者が大規模災害に備えて協力体制を確認した。
会議は毎年2回開催している。同日は陸上自衛隊東北方面総監の牛嶋築陸将ら、陸海空の自衛隊と八戸警察署、八戸海上保安部の関係者が出席し、熊谷雄一市長と情報を共有した。
坂本会長は「自衛隊、行政、そして警察、海保で顔の見える関係を構築し、連携できたら。現場のみなさんと行政との情報交換も重要だ」とあいさつした。
市は直近の防災訓練や災害対応について報告した後、津波避難誘導標識の整備、トイレカー導入などの施策を説明。出席者から提言を受けた。
【写真説明】
関係者が災害発生時の連携態勢などを確認した意見交換会