六戸消防署(氣田安裕署長)は24日、六戸町立大曲小(二ツ森牧彦校長)で消防訓練を行った。同署員や町消防団員45人、同校児童320人と教職員が参加し、万が一の火災に備え、防災意識を高めた。
秋の火災予防運動(21~27日)に合わせて実施。今回は、体育館に集まっていた生徒が校舎に戻る際、校舎3階の教室から火が出ているのを児童が発見した―との想定で行われた。
教職員に促され、児童はハンカチで口や鼻を覆いながら校舎外の駐車場に速やかに避難。駆けつけた署員と団員が、逃げ遅れた人を3階からはしご車で救助したり、火元に向けて放水したりして、手順を確認した。
訓練終了後、氣田署長は「落ち着いて避難ができていた。火事の原因の上位は火遊びなので、皆さんは絶対に火遊びをしないように」と児童に呼びかけた。
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