青森県は1日、「津波防災の日」である11月5日から同24日を「あおもり防災ウィーク」に設定すると発表した。期間中、積極的に防災活動に取り組むことで、災害に備える意識を啓発する方針。同15日には県内で初めて、一斉に防災訓練に取り組む「シェイクアウト訓練」を展開する。
同訓練は午前9時に巨大地震が発生したと想定し、防災無線などを合図に職場や学校、家庭で約1分間、机の下に隠れるなど有事の行動を確認する。
この日、県庁で会見を開いた宮下宗一郎知事は、▽各自治体の津波避難訓練への参加▽災害備蓄品、ハザードマップの確認―など、「あおもり防災チャレンジ」の例を紹介。2日には取り組みを紹介したり、宣言を投稿したりできる県の専用ホームページを開設する。
宮下知事は「自助、共助の力を養う週間にしてほしい」と参加を呼びかけた。
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