八戸市の類家四丁目町内会(類家章義会長)は6日、同市の類家四丁目集会所で、防災食料品の取り扱いについて学んだ。参加者は電気やガスが使用できなくても温かいご飯が食べられることを知り、万が一に備えることの必要性を確かめていた。
同町内会は、同市のNPO法人「沙羅双樹の会」の援助を受けながら、高齢独居世帯の見守り活動を実施。今回、フードバンク事業も行っている同会から防災食料品の提供を受けることになり、防災に関する知識を深める目的で講習会を行った。
同日は町内会員10人が参加。食料品はご飯やレトルトのシチューがパック詰めになっているもので、備え付けの発熱剤を使って温めることが可能。参加者は手順に従いながら、食料品を温めて試食した。
類家会長は「手順を知らないとやけどする可能性もありそうなので勉強できて良かった。最近は地震も多いのでさまざまな面で防災対策を講じていきたい」と話していた。
【写真説明】
防災食料品の取り扱いについて学ぶ参加者