災害時も強い絆を 五戸町が鎌倉市と相互支援協定

災害時も強い絆を 五戸町が鎌倉市と相互支援協定

 五戸町と神奈川県鎌倉市は24日、災害発生時の相互応援に関する協定を締結した。町が東北地方以外の自治体と締結するのは初めてで、応急復旧活動における人員派遣や生活必需品の提供など7項目を盛り込んだ。

 町内に多くある三浦姓が、鎌倉時代に北条氏との争いに敗れ、同市周辺から同町に流れ着いたことにルーツがあるという説があることから接点が生まれ、松尾崇鎌倉市長が提案して実現した。また、両市町間では町おこし運動を通じた市民間の交流もある。

 締結式は同日、鎌倉市役所で行われ、若宮佳一町長と松尾市長が協定書を取り交わした。

 若宮町長は「近年の大災害は長期化するケースが多い。そんな時、遠隔地との相互応援が住民に安心感を与える」と、協定締結の意義を強調した。

 松尾市長は「両市町が同時に被災する可能性は低いと思われるので、意義深い締結になった。迅速な支援ができるよう、双方が平時から協議できる環境を作りたい」と話し、住民レベルでの交流も活発になることを期待した。

【写真説明】

協定書を取り交わした若宮佳一町長(左)と松尾崇市長(五戸町提供)

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