災害対応、強化や連携誓う 三沢市防災協会、創立30周年で式典

災害対応、強化や連携誓う 三沢市防災協会、創立30周年で式典

 三沢市防災協会(浪岡豊会長)は22日、同市のきざん三沢で創立30周年記念式典を開き、地域の防災力強化に向けて一層努力することを誓った。

 同協会は市内の電気工事、管工事、建設業などの事業者により1994年4月に発足した。1人暮らし高齢者家庭への防災用品の寄贈、幼少年消防クラブ、女性防火クラブの育成支援などの活動を精力的に進めてきた。

 式典では浪岡会長が「近年、災害は複雑化し、『いつ、どこで起こるか』の不安が増大している。今後も防災関係機関との連携を図りながら活動を続けていく」とあいさつ。協会の発展、市民への防災、防火思想の普及に貢献した5人に表彰状、10団体に感謝状を贈った。

 表彰された個人、団体は次の通り。

 ▽表彰状 月舘学(育栄管財)、石岡通秀(石岡燃料スポーツ)、浪岡豊(浪岡電設)、堀忠(堀ガソリンスタンド)、宮古修一(共同設備工業)
 ▽感謝状 根井、東岡三沢、細谷、薬師(以上女性防火クラブ)、根井・朝日、浜三沢保育所、光華保育園、松園保育園、松園幼稚園、美野原保育園(以上幼少年消防クラブ)

【写真説明】

浪岡豊会長(左)から感謝状を受け取る女性防火クラブのメンバー
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