災害ボランティアに必要な基礎知識を学び、避難所やボランティアセンターの運営を担う人材を育成することなどが目的。八戸地域の自主防災会や社会福祉協議会職員ら約40人が参加した。
李さんは2004年に自身が水害で被災したことをきっかけに災害支援の道へ。現在は全国の被災地から支援要請を受け、アドバイザーなどとして活躍する傍ら、災害対策についての講演なども行う。
研修会では、李さんが支援した被災地の様子を写真を交えて紹介したほか、被災者ニーズに対応する重要性などを説いた。
李さんは、例えボランティア相手でも「見ず知らずの人に『助けてほしい』と言い出すのは、助けることよりもハードルが高い」とし、地域のことを知っている地元のボランティアには「被災者の相談窓口になってほしい。民間だからこそできることに取り組んで」などと助言していた。
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