おいらせ町のイオンモール下田で、災害時の心構えと対応について学ぶ「防災キッズイベント」が開かれている。多くの家族連れが訪れ、津波ハザードマップを確認したり、新聞紙で食器やスリッパを作ったりして、楽しみながら防災意識を高めている。14日まで。
子どもたちに防災への関心を持ってもらおうと、小向総合保険事務所(八戸市、小向猛徳代表)が主催。昨年12月に続いて2度目の開催となった。
会場では、段ボールベッドと簡易トイレの体験コーナーが設けられているほか、非常食なども展示されている。
小向代表は元日の能登半島地震に触れ、「災害はいつ発生するか分からない。もしものときにどう行動するか、家族で情報共有することが大事」と語った。
新聞紙で食器を作っていた町立木内々小3年の袴田和輝君(9)は、「災害が起きて、避難所に行くことになったら、みんなに食器とスリッパの作り方を教えたい」と胸を張っていた。
最終日の時間は午前11時~午後5時。
【写真説明】