災害の防止、対応力強化へ士気高める 八戸で市消防団出初式

災害の防止、対応力強化へ士気高める 八戸で市消防団出初式

 八戸市消防団(松田一団長)は26日、SG GROUPホールはちのへ(市公会堂)で、消防団出初式を開いた。23分団87班から団員約400人が出席し、災害の防止や対応力強化に向けて士気を高めた。

 毎年1月に開催されている恒例の行事。市中心街で行う予定だった分列行進や、まとい振り演技などの催しは荒天の影響で中止となった。

 式典では松田団長が、昨年元日の能登半島地震をはじめとする自然災害の激甚化、頻発化に言及し、「団員一人一人があらゆる事案に対応できるよう、知識と技術の研さんを積まなくてはならない」と訓示。「市民の生活と安全確保を第一に考え、先人から受け継いできた歴史と伝統を誇りとし、一層精進してほしい」と激励した。

 最後は、八戸警察署の佐藤陽一副署長の音頭に合わせて出席者が万歳三唱し、防災意識を高めた。

【写真説明】

災害の防止と対応力強化に向けて、士気を高める八戸市消防団の団員ら
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