屯所完成、地域防災の拠点に 久慈市消防団第8分団第1部

屯所完成、地域防災の拠点に 久慈市消防団第8分団第1部

 久慈市が移転新築を進めていた市消防団第8分団第1部の屯所が完成した。7日は同市侍浜町桑畑第5地割の現地で配備式が行われ、分団員が地域の防災拠点の有効活用を誓った。

 旧屯所は築29年と老朽化したため、市が2023年度事業として、桑畑コミュニティーセンター隣接地に整備。木造平屋53平方メートルで、消防団車両1台の保管場所のほか団員の待機部屋などを備える。総事業費は2780万円。

 遠藤譲一市長らを迎えて行われた配備式では、市消防団の廣崎康一団長が、第8分団の山形利彦分団長に配備書を手渡した。山形分団長は「立派な建物。新屯所を拠点に、出動要請があれば、しっかり任務を果たしていく」と話していた。

【写真説明】

完成した第8分団第1部の屯所
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