安否確認スムーズに 自主防災会で講座 地域おこし協力隊員/おいらせ

安否確認スムーズに 自主防災会で講座 地域おこし協力隊員/おいらせ

 おいらせ町の地域おこし協力隊員の宮康彰さんは10日、同町の三本木ふれあい館で開かれた自主防災組織「三本木自主防災会」の会合で、LINEの使い方について講座を行った。参加した同会の役員が日頃の連絡のほか、有事の際に安否確認などに生かせるようアプリの使い方を学んだ。

 講座には10人が参加。アプリの取得、友達追加の方法、ライングループの作り方などを学び、宮さんの指示の下、実際にグループを立ち上げた。

 宮さんは「安否確認、見守りなどに活用していただければ。皆さんのデジタル・デバイド(情報格差)の壁を越えるお手伝いができればと思う」と話した。

 同会は三本木地区の住民約300人で組織し、防災活動として避難訓練や通報訓練を実施している。

 伊藤信春会長は「わたしたちだけでは(グループ)は作れなかった。まずは会議、訓練の連絡などに使っていきたい」と語った。

【写真説明】

三本木自主防災会の役員にLINE(ライン)の使い方を教える宮康彰さん(左)

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