防災教育や人材育成に取り組む一般社団法人男女共同参画地域みらいねっと(青森市、小山内世喜子代表理事)は26日、青森市で「防災カフェ」を開催した。約100人が参加し、女性防災リーダー育成プログラム受講生の活動報告や、能登半島地震の被災者による体験談に耳を傾けた。
防災カフェは、多くの人に防災への関心を高めてもらおうと2018年から開催している。活動報告では本年度、みらいねっとが八戸市で実施したプログラムを受講した3人が発表。八戸市の島田知子さんは、手話の経験を生かして青森県立八戸盲・聾学校で防災訓練を実施し、「みんなが安心して暮らせる八戸にしたい」と語った。
新郷村の中鶴間淳子さんは地元中学校で避難所運営訓練を行い、子どもの居場所を兼ねた防災拠点づくりに意欲。三戸町の坂本由実子さんは、避難所運営マニュアルに女性の参画を明記するよう町に提案した。
能登半島地震で被災した石川県穴水町で避難所運営リーダーを務めた防災士の橋詰里美さんは、小山内代表と対談し、「被災者のプライドを傷つけない言葉選びを心がけた。1人で抱え込まず、外部の人に頼ることも大切」などと訴えた。
【写真説明】
女性防災リーダーが取り組みを発表した防災カフェ