十和田市は29日、市役所や市立第一中などを会場に、大規模災害を想定した総合防災訓練を行った。33機関・団体から約400人が参加。複合災害への対応に重点を置き、有事の備えを確認した。
大雨洪水警報や土砂災害警戒情報が発表される気象状況で、震度6強の地震が発生。市内で家屋の倒壊や火災、ライフラインの寸断が相次ぐほか、崖崩れなどの被害も出た―との想定で実施した。
災害対策本部が設置された市役所では、ドローンを使用しての被害状況の確認や情報共有などを行った。
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訓練では、ドローンから災害対策本部に伝送される映像で現場の被害状況を確認するなど情報共有を図った