地域防災担う決意新たに 洋野で消防出初め式

地域防災担う決意新たに 洋野で消防出初め式

 洋野町などは12日、町民文化会館などで町消防出初め式を行い、町消防団、婦人消防協力隊の410人が表彰や分列行進を通じて地域防災の心構えを新たにした。

 同館では、2千日無火災を達成した第10分団、岩手県消防操法競技会で優勝した第6分団のほか、永年勤続などの団員らを表彰した。

 岡本正善町長は「昨年は町内でも大雪や線状降水帯による停電、浸水、交通障害に見舞われた。被害を最小限度にとどめるため、引き続き協力してほしい」と訓示。大入一弘団長は「昨年は消防団の処遇改善を実施してもらい、町に感謝する。消防団の責務を再確認し、地域防災力向上のため活動する」と誓った。

 式典後は町役場種市庁舎前で分列行進を行い、沿道の町民に勇姿を披露した。

【写真説明】

分列行進を披露する団員

 

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