野田村消防出初め式(村など主催)が5日、村体育館などで行われ、消防団員らが分列行進などを通じて精強な部隊を目指して決意を新たにするとともに、無火災・無災害を願った。
出初め式には消防団や久慈消防署野田分署などから約150人が参加した。明内永一団長は「東日本大震災を忘れることなく、団員一丸で災害から住民の生命、財産を守っていこう」と訓示。統監の小田祐士村長が「規律厳正で、士気旺盛な姿に頼もしく感じている。村としても一層の防災、減災に力を尽くしていく」とあいさつした。
引き続き、団員らは村内の目抜き通りで統率の取れた分列行進を披露し、住民の防火思想普及に努めた。愛宕神社参道では一年間の無火災を祈願した。
【写真説明】
住民が見守る中、目抜き通りを分列行進する消防団員