二戸市と市消防団(五日市亮一団長)は3日、市内で消防演習を行った。参加した団員は、分列行進や放水訓練などを通じ、防災への意識を高めた。
12分団から団員約670人が参加。堀野近隣公園で消防車両や団員の服装などを点検後、市中心部で勇壮な分列行進を展開した。
馬淵川公園では、消防ポンプ車が川に向かって一斉に放水。黄や緑、ピンクなどの色付きの水が高々と放たれると、周辺で見守った多くの家族連れから歓声が上がった。
市立福岡中1年の田中颯季さんは「父が消防団員で演習に出ていたので、家族で見に来た。橋の上から放水がきれいに見られて良かった」と話した。
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